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プロレス技 一覧【図解】部長がジャンル別に全技を徹底解説

プロレス

「あの技の名前は何?」「危ない技ってどれ?」プロレスを見始めたばかりの人が必ず感じる疑問だ。プロレス歴30年のウッシ部長が、主要なプロレス技を系統別に図解感覚で解説する。使い手の日本人vs外国人比較から危険度ランキングまで、これ一本で完全理解できる。

  1. 【打撃技系】ラリアット・チョップ・エルボー
    1. ラリアット
    2. チョップ(水平チョップ)
    3. エルボースマッシュ
    4. DDT
  2. 【投げ技系】スープレックス・パワーボム
    1. スープレックス(各種)
    2. パワーボム
  3. 【関節・締め技系】シャープシューター・サソリ固め・STF
    1. シャープシューター(スコーピオン・デスロック)
    2. フィギュアフォーレッグロック(フィギュア4)
    3. STF(ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック)
  4. 【空中技系】フロッグスプラッシュ・スワントンボム・ムーンサルト
    1. フロッグスプラッシュ
    2. スワントンボム
    3. ムーンサルトプレス
  5. 主要フィニッシャー一覧:使い手(日本人vs外国人)比較
  6. 日本プロレス vs 海外プロレス:技スタイルの違い
  7. 技の危険度ランキング(非公式・業界評価)
  8. まとめ:プロレス技を知ればもっと楽しくなる
  9. 📺 プロレス技を実際に映像で確認するなら
  10. プロレス技早見表──知っておくべき10の名技
  11. 投げ技──相手を豪快に叩きつける醍醐味
    1. ジャーマンスープレックス(German Suplex)
    2. バックドロップ(Backdrop)
    3. パワーボム(Powerbomb)
    4. DDT(DDT)
  12. 関節技──じわじわと追い詰める拷問の芸術
    1. サソリ固め(Scorpion Deathlock)
    2. 卍固め(Octopus Stretch)
    3. キャメルクラッチ(Camel Clutch)
  13. 空中技──プロレスに革命を起こした「飛ぶ」文化
    1. ムーンサルトプレス(Moonsault Press)
    2. ダイビングエルボー(Diving Elbow Drop)
    3. 450°スプラッシュ
  14. フィニッシャー──試合を終わらせる必殺の一撃
    1. スタナー(Stone Cold Stunner)
    2. RKO(RKO outta nowhere)
    3. コードブレーカー(Codebreaker)
    4. ゴー・トゥ・スリープ(GTS)

【打撃技系】ラリアット・チョップ・エルボー

ラリアット

腕を伸ばしたまま相手の首〜胸部に叩き込む打撃技。日本での第一人者はスタン・ハンセン(アメリカ)で、1970年代後半に全日本プロレスで多用して一躍定番技となった。ハンセンの「ウィー!」という雄叫びとセットで記憶している人も多いはず。現在では多くの選手が使うが、ハンセンのラリアットは「原点にして頂点」と言われる。

チョップ(水平チョップ)

手のひらを広げて相手の胸部・首に叩き込む打撃。「パーン!」という乾いた音が試合の緊張感を高める。日本でチョップといえばジャイアント馬場、天龍源一郎、海外ではリック・フレアーのスタイルが有名。フレアーは「Woooo!」と叫びながらチョップを連打するスタイルが世界的に知られている。

エルボースマッシュ

肘を先端として相手の頭部・首筋に叩き込む打撃。日本では武藤敬司、蝶野正洋が多用し、「ヘビー級の打撃技」として定着した。海外ではアメリカ系よりも日本・ヨーロッパのレスラーがよく使うイメージがある。

DDT

相手の頭部を抱えてコントロールしながら共に倒れ込み、頭頂部をマットに叩きつける技。1984年頃、アメリカのジェイク・ザ・スネーク・ロバーツが開発。その後世界中のレスラーが習得し、多数のバリエーション(スパイクDDT、トルネードDDT等)が生まれた。日本では内藤哲也が得意技として使い「デスティーノ( DDT系フィニッシャー)」を独自開発している。

【投げ技系】スープレックス・パワーボム

スープレックス(各種)

相手を持ち上げてブリッジしながら投げる技の総称。「グレコローマンスタイルの王様」と呼ばれたカール・ゴッチ(ベルギー出身)がプロレスに体系化したとされる。バリエーションは膨大だ。

技名 特徴 代表的な使い手
ジャーマンスープレックス 後方に投げてブリッジ固め カール・ゴッチ、オカダ・カズチカ
タイガースープレックス 両腕をクラッチして後方投げ 初代タイガーマスク(佐山聡)
オメガドライバー(バーティカルスープレックス系) 垂直落下系 ケニー・オメガ
ベリートゥベリー 正面から抱えて横方向に投げる 多数
フランケンシュタイナー 脚を首に絡めて回転させながら投げる スコット・スタイナー

パワーボム

相手を垂直に持ち上げてマットに叩き落とす技。単純に見えて、実際は受け身を取る側の技量が問われる危険な技だ。シッド・ビシャスケビン・ナッシュが有名な使い手。高所から落とす「ハイアングル・パワーボム」は特に危険とされる。

【関節・締め技系】シャープシューター・サソリ固め・STF

シャープシューター(スコーピオン・デスロック)

相手の脚を絡めて腰に引き寄せる足4の字系関節技。カナダ出身のブレット・ハートが世界的に広め、その代名詞となった。WWEでは「シャープシューター」、WCWでは「スコーピオン・デスロック」(スティングの技)として知られる。日本では長州力の「サソリ固め」が同系統の技として浸透している。

フィギュアフォーレッグロック(フィギュア4)

脚を数字の「4」の形に組んで膝関節を極める技。リック・フレアーの代名詞で、現在も多くのレスラーに受け継がれている。WWEではシャーマス等が使用。膝に故障を抱える選手には「かけてはいけない技」とも言われるほどダメージが大きい。

STF(ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック)

足首を固定して顔面を引き寄せる複合関節技。日本では武藤敬司が多用し、WWEではジョン・シナがフィニッシャーとして世界的に有名にした。「足と首を同時に極める」という性質上、フィジカルが弱い選手にとっては逃げにくい技だ。

【空中技系】フロッグスプラッシュ・スワントンボム・ムーンサルト

フロッグスプラッシュ

最上段から蛙のように跳び上がって相手の上に落ちる技。WWEではRVD(ロブ・ヴァン・ダム)の「5スター・フロッグスプラッシュ」が最高評価を受けている。新日本では棚橋弘至の「ハイフライフロー」が同系統技として知られる。

スワントンボム

背中を丸めながら後方回転して相手の上に落ちる技。ジェフ・ハーディの代名詞。ハーディはラダーマッチなど危険なシチュエーションでも平然とこの技を繰り出し、ファンを熱狂させてきた。

ムーンサルトプレス

最上段から後方宙返りして落ちる空中技。日本では武藤敬司が40代を超えても披露し続けたことで伝説的な技となった。膝に爆弾を抱えながら飛び続けた武藤の姿は、多くのファンの記憶に刻まれている。

主要フィニッシャー一覧:使い手(日本人vs外国人)比較

技名 日本人の使い手 海外の使い手 特徴
ラリアット 天龍源一郎、ジャンボ鶴田 スタン・ハンセン(原点) 腕一本で全てを変える威力
ジャーマンスープレックス オカダ・カズチカ、永田裕志 カール・ゴッチ(元祖) 綺麗に決まると審美性も高い
シャイニングウィザード 武藤敬司(開発者) コーディ・ローズ(アメリカ版) 走り込んでの膝蹴り
RKO (日本人使い手少) ランディ・オートン(代名詞) どんな体勢からでも突然決まる
スタナー (日本人使い手少) スティーブ・オースチン(代名詞) 顎へのカウンター的打撃投げ
GTS(ゴー・トゥ・スリープ) (日本人使い手少) CM Punk(代名詞) 肩に担いで顔面に膝蹴り
デスティーノ 内藤哲也(開発者) (海外でも影響) DDT系フィニッシャー
レインメーカー オカダ・カズチカ(代名詞) (海外の模倣多数) ラリアット系フィニッシャー

日本プロレス vs 海外プロレス:技スタイルの違い

同じ「プロレス」でも、日本とアメリカ(WWE)では技のスタイルに明確な違いがある。

比較項目 日本プロレス アメリカ(WWE)プロレス
得意技系統 スープレックス・関節技・キック重視 スラム・パワーボム・打撃重視
試合スタイル テクニカル・長時間戦 ショービジネス的・テンポ重視
フィニッシャーの種類 投げ技・関節技が多い スタナー・RKO等の打撃系が多い
空中技の比重 ジュニア系は多め・ヘビーは少なめ 高リスクムーブが多め
受け身文化 受け身技術が非常に高い バンプ(衝撃を逃がす)技術が高い

日本のプロレスは「格闘技に近いリアルさ」、アメリカのプロレスは「エンターテインメントとしての完成度」を追求してきた歴史がある。どちらが優れているというわけではなく、それぞれに独自の文化と美学がある。

技の危険度ランキング(非公式・業界評価)

以下はプロレスラーや解説者・ファンの間で「特に危険」と言われる技のランキング(あくまで非公式)。受け身の難易度が高いほど危険度も上がる。

危険度 技名 理由
★★★★★(最高) パイルドライバー(垂直落下型) 首・頸椎への直撃リスクが極めて高い
★★★★★ ハイアングルパワーボム 高所から頭頂部で落ちるため重傷事故例あり
★★★★☆ ラダーマッチでの高所技(スワントンボム等) ラダー・リングの外への落下で大怪我多数
★★★★☆ ムーンサルトプレス タイミングが合わないと双方に大ダメージ
★★★☆☆ DDT(スパイク系) 首の落とし角度によっては危険
★★☆☆☆ ラリアット 当たり所が悪いと脳震盪リスクあり

現代プロレスでは安全管理が厳しくなり、最も危険な技(垂直落下式パイルドライバー等)は多くの団体で「使用禁止」または「要事前申請」になっている。選手同士の信頼関係と高度な技術によって、派手な技が安全に成立していることを忘れてはならない。

まとめ:プロレス技を知ればもっと楽しくなる

プロレス技を知ると、試合中に「あっ、あの技だ!」「今フィニッシャーに繋げようとしてる!」と気づけるようになる。試合を見る目が変わり、プロレスがさらに楽しくなる。

  • 打撃技(ラリアット・チョップ)→ スタン・ハンセンら海外勢が日本で広めた
  • 投げ技(スープレックス系)→ カール・ゴッチの影響で日本は特に発展
  • 関節・締め技(シャープシューター等)→ ブレット・ハートら技巧派の代名詞
  • 空中技(フロッグスプラッシュ等)→ 日米ともに進化し続けている
  • 日本は技術重視、アメリカはショービジネス重視という文化的違いがある

これからプロレスを観る方は、まず「自分が好きな技・選手」を見つけることから始めてほしい。それだけで、プロレス観戦が一気に深くなる。

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プロレス技早見表──知っておくべき10の名技

技名 日本代表選手 海外代表選手 一言説明
ラリアット スタン・ハンセン JBL 腕を振り抜いて喉元を刈り取る必殺の一撃
水平チョップ ジャイアント馬場 リック・フレアー 手刀で胸板を叩く、プロレスの原点
ジャーマンスープレックス 棚橋弘至 カート・アングル 背後から抱え上げ後方へ投げ捨てる美技
バックドロップ 長州力 ハーリー・レイス 腰でリフトして後方へ叩きつける豪快投げ
サソリ固め 長州力 スティング 両脚をクロスに捻る長州力の代名詞
卍固め アントニオ猪木 (海外代表なし) 猪木が確立した日本生まれのオリジナル関節技
ムーンサルト 武藤敬司 (日本から世界へ普及) コーナーから回転しながら落下する空中殺法
DDT 橋本真也 ジェイク・ロバーツ 頭部をマットに叩きつける衝撃の技
スタナー (海外技) スティーブ・オースチン 顎を肩口で受け止め衝撃を与えるフィニッシャー
RKO (海外技) ランディ・オートン 空中でもカウンターでも炸裂する変幻自在の一撃

投げ技──相手を豪快に叩きつける醍醐味

プロレスで最も観客が沸くのが「投げ技」だ。相手の体重を利用して高く持ち上げ、マットに叩きつける瞬間の爽快感はプロレスならではの魅力。代表的な技を見ていこう。

ジャーマンスープレックス(German Suplex)

背後から相手を抱え込み、後方へ投げる技。頭頂部からマットに落ちる角度が決まると、観ているだけで首がぞわっとする。日本では棚橋弘至の「ハイフライフロー→ジャーマン」の流れが定番。海外ではカート・アングルがオリンピック金メダリストの実力をそのまま活かして使用し、完璧な形で知られる。

バックドロップ(Backdrop)

相手の腰を掴み、後方へ投げ捨てる力技。ハーリー・レイスが海外で広め、日本では長州力が「パワーボム→バックドロップ」の連携で多用。「後頭部から落ちたら終わり」という説得力が凄まじい。

パワーボム(Powerbomb)

相手を頭上まで持ち上げてマットに叩きつける豪力技。長州力のほか、ケビン・ナッシュが「ジャックナイフ式パワーボム」として昇華させた。日本では三沢光晴・小橋建太の全日本プロレス黄金時代に何度も炸裂した印象が強い。

DDT(DDT)

相手の首を脇に抱え込み、前方へ頭部をマットに叩きつける衝撃技。生みの親はアメリカのジェイク・ロバーツ。日本では橋本真也の代名詞として定着し、試合終盤に炸裂すると「もう終わりだ」と会場全体が確信する必殺技の地位を誇る。

関節技──じわじわと追い詰める拷問の芸術

打撃技や投げ技が一瞬の爆発力なら、関節技は「じわじわ追い詰める拷問」だ。観客が固唾を飲んで見守るなかでタップアウトを待つ緊張感は、プロレスでしか味わえない。

サソリ固め(Scorpion Deathlock)

相手をうつ伏せにして両脚をクロスに絡め、膝関節と腰に圧力をかける技。日本の代表使い手は長州力で、「サソリ固め!」のコールとともに会場の熱が一気に上がる定番フィニッシュ。海外ではスティングが「スコーピオン・デスロック」として使用し、WCWの看板技となった。なお、長州vsスティングの「サソリ対決」は夢のカードとして語り継がれる。

卍固め(Octopus Stretch)

相手の肩関節・腰・膝を同時に極める複合関節技。アントニオ猪木が確立した日本発祥の技で、海外に対応する代表的な使い手がいないほど日本特有の技術体系だ。「猪木の卍固め」は試合の文脈として「ここで極めたら本当に終わる」という絶対的な信頼があった。

キャメルクラッチ(Camel Clutch)

うつ伏せの相手の背中に乗り、顎を引いて上半身を反らせる技。アイアン・シークが確立し、猪木とのNWF世界ヘビー級選手権でも使用された。インターネット世代には「レジェンド本田がCPUにかけられる技」として知られる人もいるかもしれない。

空中技──プロレスに革命を起こした「飛ぶ」文化

1980年代後半以降、「空中殺法」はプロレスに革命を起こした。特にルチャリブレ(メキシコプロレス)の影響を受けた技術は、日本マットに持ち込まれ独自の進化を遂げた。

ムーンサルトプレス(Moonsault Press)

コーナーポストに登り、後ろ向きに跳んで回転しながら相手の上に落下する大技。日本では武藤敬司がこの技を完成形まで高め、世界中に広めたといっても過言ではない。アントニオ猪木に「あんな危険な技は見ていられない」と言わしめたというエピソードも残る。

ダイビングエルボー(Diving Elbow Drop)

コーナーから跳び、肘(エルボー)で相手を打ちつける技。WWE殿堂入りレスラー「マッチョマン」ランディ・サベージのトップロープからの美しいエルボーが世界的に有名。

450°スプラッシュ

450度回転しながら落下する超高難度技。現代のプロレスでは使用者が増えているが、受ける側の技術も相当必要で「プロレスの進化」を象徴する技といえる。

フィニッシャー──試合を終わらせる必殺の一撃

どんなに壮絶な試合でも、最後に「この技が出たら終わり」と観客全員が確信する必殺技がある。それがフィニッシャーだ。

スタナー(Stone Cold Stunner)

スティーブ・オースチンの代名詞。相手の顎を肩で受け止め、そのまま座り込むことで衝撃を顎に伝える技。「ガラスを割る音→オースチン登場→ビール→スタナー」という一連の流れはWWEの黄金時代(Attitude Era)を象徴する光景だ。

RKO(RKO outta nowhere)

ランディ・オートンのフィニッシャー。相手の頭部を抱え込んで引き下げるDDT系の技だが、「どこからでも炸裂する」変幻自在さが最大の特徴。ジャンプしている相手に合わせてカウンターで決めた瞬間の映像は、今もSNSで定期的にバズる。

コードブレーカー(Codebreaker)

クリス・ジェリコの技。相手の顔面に自分の膝を叩きつける。ジェリコはAEW(オールエリートレスリング)に参戦後も現役を続けており、日本のファンにとっても身近な技だ。

ゴー・トゥ・スリープ(GTS)

CMパンクの代名詞。相手を肩に担ぎ上げ、膝を顔面に叩きつける。CMパンクはAEW→WWE復帰を経て今もトップ戦線に君臨。使用者の「物語」と技が合わさって必殺技は完成する、という好例だ。

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