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**プロレスABC 第三弾 今回は【 C 】!!

🔥プロレスABC🔥

Cはキャプチュード――高田・前田・藤田・柴田、4つの個性が爆ぜる投げ技の深層**

プロレスの技には、それぞれ“使う人によって別物になる”という魅力がある。
その最たる例が今回のキャプチュードだ。

静から動へ、技の瞬間に爆発する一撃。
技としてはシンプルなのに、習得が極めて難しく、
使い手のタイプがそのまま“色”として表れる奥深さがある。

そして今回も、我らが牛人間・ウッシが案内役だ。
技の恐怖も、魅力も、すべて体感している(?)ウッシの言葉とともにお届けする。


【目次】

  1. キャプチュードとは?
  2. バックドロップとの違い
  3. キャプチュードが“怖い”と言われる理由
  4. 高田延彦のキャプチュード(爆発型)
  5. 前田明のキャプチュード(理詰め型)
  6. 藤田和之のキャプチュード(怪力型)
  7. 柴田勝頼のキャプチュード(美フォーム型)
  8. 4つのキャプチュード徹底比較
  9. ウッシのキャプチュード体験記
  10. キャプチュードの受け身(マニア向け)
  11. まとめ

1. キャプチュードとは?

キャプチュードは、
首を取る → 腰をロック → 前方へ巻き込むように投げるスープレックス系の技

表面的にはコンパクト。
だが実際の威力は尋常ではない。

  • 一瞬の切り返し
  • 倒れ込みの角度
  • 相手を巻き込むタイミング
  • 腰の爆発力

これらがすべて揃わないと成立しない“職人技”だ。

プロレスラーの中には

「バックドロップより怖い」

と言う者も多い。


2. バックドロップとの違い

比較すると分かりやすい。

◆バックドロップ

  • 後ろへ反り投げる
  • 大きなアーチ
  • 受け身が難しいが、動きが読める

◆キャプチュード

  • 前方へ巻き込み投げる
  • 角度が鋭い
  • 技に入る“瞬間”が読めない
  • 一瞬で視界が反転する

つまり…

バックドロップ=見た目の派手さ
キャプチュード=動きの急激な変化と恐怖

といえる。


3. キャプチュードが“怖い”と言われる理由

キャプチュードは
投げる瞬間に“重力の方向”が変わる感覚がある。

ウッシ曰く…

🐮「視界がクルッて反転して、
  落ちるまで何が起きてるのか分からないのよ…」

前兆なく一気に技に入る選手も多く、
受け手にとっては“気づけばもう空中”という極めて特殊な投げだ。


4. 高田延彦:爆発型キャプチュードの代名詞

キャプチュードと言えばまず高田延彦だ。

■ 高田型の特徴

  • 腰の爆発力が異次元
  • 0→100の加速が最も早い
  • 巻き込みが鋭く、投げた瞬間に“吸い込まれる”
  • 技自体がフィニッシャーとして成立している

高田のキャプチュードは
“キャプチュードの完成形”と称され、
総合格闘技の舞台でも説得力抜群だった。

■ ウッシの見解

🐮「高田さんは“雷キャプチュード”。
 振りかぶらずに落雷する感じなのよ。」


5. 前田明:理詰め・戦術型キャプチュード

UWFで技の切れ味を磨き続けた男――前田明。

投げる前の静けさ、間の取り方、相手の体重移動の読み…。
すべてが“理詰め”で完成されている。

■ 前田型の特徴

  • 一歩踏み込む“間”が恐ろしい
  • 力ではなく“崩し”で浮かせる
  • 角度が鋭く、フォームに独特の迫力
  • 相手の反応を封じてから投げる

■ ウッシの見解

🐮「前田さんは“刃物キャプチュード”。
 間合いに入られたら逃げられない。」


6. 藤田和之:怪力型キャプチュード

藤田が投げると技の意味が変わる。

■ 藤田型の特徴

  • ほぼ力で持ち上げてしまう
  • 相手の体重を完全に無視
  • 投げるというより“叩きつける”に近い
  • 重量級相手でも崩れない安定感

身体能力が規格外だからこそ成立する豪快なキャプチュードだ。

■ ウッシの見解

🐮「藤田さんのは“重機キャプチュード”。
 反則級の怪力よ。」


7. 柴田勝頼:美フォーム型キャプチュード

柴田のキャプチュードは総合格闘技の経験から生まれた“機能美”に溢れる。

■ 柴田型の特徴

  • スピードの乗り方が一番綺麗
  • 動作がコンパクトで無駄がない
  • 柔道の投げのような滑らかさ
  • TV映えする角度の美しさ

同じ技でも“芸術”と呼びたくなるほどの完成度。

■ ウッシの見解

🐮「柴田さんは“弾丸キャプチュード”。
 速すぎて受け身が追いつかない!」


8. 4タイプのキャプチュード徹底比較

選手タイプ特徴ダメージの質
高田延彦爆発型加速と巻き込みが異次元爆発力による瞬間ダメージ
前田明理詰め型間の恐怖、角度の鋭さ精密で深い衝撃
藤田和之怪力型力で浮かせ叩きつける物理ダメージが最大
柴田勝頼美フォーム型スピードと機能美直線的でスピード系の衝撃

9. ウッシのキャプチュード体験記

ここからは恒例の“ウッシ体験談”。

◆道場でのある日…

練習パートナー
「ウッシ、キャプチュード行くぞー!」

首を取られ、腰をロックされ……

次の瞬間。

視界が反転。
天井が下で、床が上。

ドンッ!!!!

🐮ウッシ
「お、おぉぉ……脳が一瞬バグった……!!」

キャプチュードはバックドロップと違い、
“来るぞ”という予兆がないまま投げられることが多い。

だからこそ怖いし、だからこそプロレス技として魅力がある。


10. キャプチュードの受け身(マニア向け)

キャプチュードは受け身が非常に難しい。

✔ 顎を引く(最重要)

頭から行った瞬間アウト。

✔ 背中と肩で受ける

コンパクトな回転なので、角度を自分で作る必要がある。

✔ 投げられる瞬間に“空気を読む”

力を抜くのではなく、
“受け身に移行するスイッチ”を入れる意識が大切。

受け手の技術が低いと成立しない、
実はとても高度な技。


11. まとめ

キャプチュードは、ただのスープレックスではない。

  • 前方への巻き込み投げ
  • 高度な技術が必要
  • 威力は見た目以上
  • 選手のタイプで技の性質が変わる
  • 高田・前田・藤田・柴田の4名が代表的使い手
  • それぞれ“別の技”と言えるほど独自性がある

さらにウッシ曰く…

🐮「キャプチュードは
  雷/刃物/重機/弾丸の4種類があるのよ!」

次回は 「D」 の技に突入。
“ドロップキック”か、“デスバレーボム”か、それとも…?
お好きなD技があればぜひ教えてください!

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