どうも、ブログを読んでいただいてありがとうございます。
最近、加齢臭と戦いながら生きている二児の父・タカシ(仮名)です。
さて、今月末は、ついにやってくる“嫁の誕生日”。
毎年この日が近づくと、胃がキリキリ痛むのはなぜだろう…。
「どうしよう、今年こそ何か特別なことしなきゃ」
そう思ってスマホを見つめていたら、リビングのカーテンがゆらりと揺れた。
次の瞬間、現れたのは――
スーツ姿の牛人間。「ウッシ」だった。
■ 突然の訪問者「ウッシ」
「よぉ、タカシ。悩んでるな? 嫁の誕生日のことでしょ?」
「え? え? だれ? 牛? スーツ? 喋ってる??」
動揺する俺を尻目に、ウッシは俺の肩に手(蹄?)を置いた。
「安心しろ。レオンに憧れるこの俺が、完璧な誕生日プランを伝授してやる」
彼は、なぜかアタッシュケースを持っていた。中には……花束、手紙、手作りクッキーのレシピ、そして一枚の「予定表」。
■ ウッシ流・嫁誕生日攻略スケジュール
- 6:30 起床&キッチン清掃
「キッチンがピカピカだと、それだけで朝の機嫌が良くなるぞ」 - 7:00 朝食にフルーツヨーグルト&コーヒーを用意
「手の込んだものじゃなくていい。気遣いが大事だ」 - 9:00 子どもたちと秘密のメッセージ作成
「折り紙で“ママだいすき”とか書け。涙腺が崩壊するぞ」 - 12:00 お昼はUberじゃなく、君が作れ!
「冷凍チャーハンでも、心がこもってればご馳走だ」 - 15:00 花束と手紙のサプライズ
「書け。恥ずかしい?知らん。書け」 - 18:00 家族でパーティー開始。BGMは奥さんの好きな90年代J-POP
「TM NETWORKとか流しとけ。ウケるぞ」 - 20:00 プレゼント贈呈+マッサージ券
「高価な物より“気持ち”と“実用性”だ。パナいぞ、コレ」
■ 実際にやってみた結果
とりあえず、ウッシの言う通りに動いた俺。
朝、寝ぼけた嫁がキッチンに入ってきて「…なんかキレイになってる」とつぶやいた。
フルーツヨーグルトに「え、なにこれ。買ったの?」と聞かれたが、「俺が切った」と言うと、少しニヤリ。
子どもたちと一緒に作った「ママへありがとうカード」には思いのほか時間がかかったけど、完成度は高かった。折り紙のハートは雑だったが、感動は本物だった。
昼は、YouTube見ながら炒飯を頑張った。焦げたけど、ちゃんと食べてくれた。
午後、リビングに置いた小さな花束と、俺の手紙。
「読まなくていいよ」と渡したけど、彼女はその場で読んでくれて――泣いた。
晩ご飯はケンタッキーで手抜き。だけど、子どもたちもはしゃいで、嫁も楽しそうだった。
プレゼントの“マッサージ券”はその場で使用されることなく、「ふふ、楽しみにとっとくね」と財布にしまわれた。
■ ウッシの教えは本物だった
夜、子どもたちが寝たあと、嫁がポツリと「なんか、今年すごく良かった」と言った。
正直、特別なことはしてない。金もほとんど使ってない。
でも、俺なりに「感謝」を伝えた。それが大事だったのだと思う。
ウッシが最後にこう言っていた。
「完璧なサプライズより、“ちゃんと考えた感”が伝わるかどうかだよ、タカシ」
ありがとう、ウッシ。君は謎の存在だが、レオンに憧れてる時点で信頼してる。
■ 最後に──全国の旦那たちへ
もし、あなたが「嫁の誕生日、どうしよう」と悩んでいるなら、ウッシ式を試してみてほしい。
・掃除する
・朝ちょっと頑張る
・手紙を書く
・子どもと何か作る
・“自分で動いた感”を演出する
これで大抵うまくいく。
大切なのは、気持ち。そしてそれを伝える勇気。
さあ、次はあなたの番だ。
ウッシがどこかで見てるかもしれない。
「…よっしゃ、ポカーン(感動のポーズ)」
【次回予告】
「娘に“くさい”と言われて落ち込むパパとウッシの逆襲!」
…近日公開予定(たぶん)
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