こんにちは!
今回は、大型免許・二種免許などを持っている方には避けて通れない「深視力検査」について、実体験を交えながら攻略法をご紹介したいと思います。
■ そもそも深視力って何?
「深視力」とは、ざっくり言えば“物の奥行きや距離感を把握する力”のこと。
専門的には「両眼視差」によって生まれる立体感を感じる能力のことで、目の前の物体がどれくらい自分から離れているかを瞬時に判断するために必要な感覚です。
たとえば、車を運転している時に前の車との車間距離を取ったり、野球で飛んできたボールにタイミングを合わせたり、スキーでスピードと距離を計算したり……。
こうした“空間把握力”が必要な場面では、深視力が大きな役割を果たしています。
■ アイキャッチ画像(脳内再生)
「これが…!あの深視力検査か…!」
そう、免許更新のときにやってくる、あの“スライド式の棒が3本並んだやつ”。
真ん中の棒が手前に出てきたり引っ込んだりするアレ。
「揃った!」と思ったタイミングでボタンを押す──ただそれだけのはずなのに、これがめちゃくちゃ難しいんです。
■ 落ちたら更新できない!? 試験会場で震える
実はこの深視力検査、大型免許や二種免許を所持している人しか受ける機会がないため、知らない人も多いんですが、これに落ちると免許の更新自体ができません。
試験会場には「3回以内にクリアできない場合は、不合格になります」と書かれた冷酷な張り紙。
焦りとプレッシャーで、手汗ダラダラ。
目もバグる。
しかも、普通の視力検査と違って“慣れ”が必要なんです。
というわけで、先日、私も更新に行ってきました。
日付は2月27日──そう、忘れもしない緊張の朝です。
■ 【結果】2回目でギリギリ合格しました
結論から言うと、2回目の挑戦でなんとかクリアしました!!
1回目は見事に撃沈。
手元のボタンを押すタイミングがどうしても早くなってしまい、「ん?今ズレてたかな…」と思った時点でOUT。
深視力検査って、思った以上に“自分の感覚”を信用しすぎると危ないんですよね。
■ 克服した方法は…まさかの“1秒我慢”!
ではどうやって克服したのか?
それは…「気持ち、1秒遅らせてボタンを押す」という技。
え?そんなアバウトな?
って思うかもしれませんが、これが意外と効いたんです。
初回は「揃った!」と感じた瞬間に条件反射のようにボタンを押していたのですが、それではわずかにズレていたようで、誤差オーバー。
しかし、2回目はあえて**「揃った!」から1呼吸置いて**押してみたところ、なんと誤差1ミリまで近づけることができ、見事合格!
■ 落ちた理由は“焦り”だった?
今になって冷静に振り返ってみると、1回目は明らかに焦ってました。
・「失敗したくない」
・「次がないかも」
・「後ろの人が待ってる…早くしなきゃ…」
そんなプレッシャーが一気にのしかかって、視線がブレたり、呼吸が浅くなったりと、結果としてミスを誘発していたんだと思います。
深視力って、体のリラックス状態とも意外と関係がある気がします。
変な話、呼吸を整えて、心を落ち着けるだけでも視界が安定してきます。
■ メガネ条件も解除できた!
実はこの日の検査、個人的にもうひとつ大きな成果がありました。
それは――長年ついていた「眼鏡等条件」が外れたこと!
もともと視力はギリギリラインで、ずっと「要眼鏡」での運転だったんですが、今回の検査で視力&深視力の両方に合格したことにより、ついに眼鏡条件が解除!
視界の開放感がすごい!!
なんとなく免許証の写真も誇らしく見えました(笑)
■ 深視力検査を控える方へアドバイス
これから深視力検査を受ける方のために、少しでも参考になるよう、自分なりの「深視力攻略ポイント」をまとめておきます。
✅ 深視力攻略ポイント
- 検査の前に目を温めておく(血流アップ)
- 検査機の中に顔をしっかり入れ、姿勢を正す
- “揃った!”と思っても、1秒我慢して押す
- リズムを意識して目を慣らす
- 焦ったら負け。深呼吸して落ち着く
「揃ってるかどうか」よりも、「自分がそう感じたタイミングとのズレをどう補正するか」がポイントだと思います。
一発合格が理想ですが、2回目・3回目があると思えば気持ちがラクになりますよ。
■ 最後に
ということで、深視力検査は確かに難関ではありますが、落ち着いて対策すれば必ず突破できるはずです!
検査はたった数秒。でも、その数秒に**“冷静な判断力と経験値”**が問われる。
なんだか人生みたいですよね(笑)
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは皆さん、安全運転で!
免許更新、頑張ってください!💪

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