登場人物
🧔♂️パパ:昭和文化をこよなく愛するブログ主。寅さんファン歴15年。人生の悩みはビールとともに消化。
🐮ウッシ:スーツ姿の牛人間。レオンに憧れるが、顔は完全にホルスタイン。昭和ギャグと映画が生きがい。
プロローグ|寅さんって、そんなにすごいの?
パパ「なあウッシ。“男はつらいよ”って知ってるか?」
ウッシ「なに言ってるモ〜!ワイにとって寅さんは“人生の牛道書”モ〜🐮✨」
パパ「仏教か牛教か知らんけど、49作もあって毎回笑って泣けるとか、奇跡だよな。」
ウッシ「しかも全部山田洋次監督で、主演渥美清モ〜!あれは日本映画のミルクタンク、いや、金字塔モ〜!」
パパ「例えが搾乳過ぎる…」
ウッシ「とにかく今日は、“男はつらいよ”の魅力を牛骨の髄まで語り尽くすモ〜!」
第1章|寅さんとは何者か?ただのフーテンではない!
車寅次郎。葛飾柴又出身の口八丁手八丁、旅する男。
商売上手で義理人情に厚く、やることなすこと全部ズレてるけど憎めない。まさに“人間賛歌”の体現者。
ウッシ「寅さんって、SNSとか絶対やらないタイプモ〜。“あたしゃねえ、そういうチャラチャラしたのは性に合わないんだよ”って言いそうモ〜📵」
パパ「でも確かに、あの人間臭さは令和じゃなかなか見ないな。」
ウッシ「寅さんってね、“自由”の象徴なんだモ〜!だけど同時に“孤独”のアイコンでもある。これが深いモ〜…🐮💭」
第2章|毎回フラれる男の美学
パパ「それにしても、寅さんって毎回マドンナに恋して、毎回フラれるよな。」
ウッシ「ある意味、それが“様式美”モ〜💔」
例えば第1作目では、さくらの友人冬子さんに惚れるも玉砕。第15作目『寅次郎相合い傘』ではリリーさんに恋するも、やっぱり叶わず…。
パパ「リリーさん(浅丘ルリ子)との関係なんて、何度も再登場してるのに、くっつかないのが逆に泣けるよな。」
ウッシ「“恋を成就させないことで、物語を永遠にする”という高等テクニックモ〜。寅さんは“報われない愛”のプロフェッショナルモ〜😭」
パパ「そんなプロいらん。」
ウッシ「あとね、寅さんの恋愛って、全部ピュア。ガツガツしてないモ〜。押してもダメ、引いてもダメ、最終的に見守って消える…。まさに“昭和の紳士スタイル”モ〜!」
第3章|マドンナたちの豪華さ、異常!
ウッシ「“男はつらいよ”のもう一つの楽しみは、マドンナの顔ぶれモ〜!」
なんと出演女優陣が超豪華。
- 倍賞千恵子(さくら)
- 吉永小百合
- 岸惠子
- 竹下景子
- 浅丘ルリ子
- 田中裕子
ウッシ「映画というより“昭和女優展覧会”モ〜✨」
パパ「確かに。『あ、この人、若い頃こんな感じだったんだ!』って発見があるよな。」
ウッシ「現代で言えば“長澤まさみ×有村架純×橋本環奈×吉高由里子”を1シリーズに毎回起用するようなもんモ〜😳💸」
パパ「制作費バク上がりだな」
第4章|笑って泣ける、あの黄金バランス
ウッシ「寅さんシリーズは、ギャグと感動のミルフィーユモ〜🍰」
パパ「柴又でのドタバタ→旅先の騒動→恋→失恋→帰宅→団らん→また旅立ち、の流れが完璧だよな。」
ウッシ「しかも、日常の“笑い”がベースにあるから、“泣き”が際立つんだモ〜。
特に、おいちゃん(下條正巳)とおばちゃん(三崎千恵子)のセリフがいちいち泣けるモ〜。」
パパ「“あいつもつらいんだよ”って言葉、ズシッとくるよな。」
ウッシ「あと“帰る場所”がある寅さんが、毎回旅に出る理由。その矛盾が人間モ〜。」
第5章|今こそ響く、寅さんの名言集
- 「人間、信じられるのは自分だけだって言うけど、それじゃ寂しいよねぇ」
- 「人間なんてね、みんなバカだよ。でもさ、それがいいんじゃない」
- 「ザマ見ろ、人間は理屈じゃ動かないんだ。早い話が、俺が芋食って、手前の尻からプッと屁が出るか?」
- 「生まれて来てよかった、そう思う事が何遍かあるだろ。そのために生きてんじゃねえか。そのうちお前にもそういう時が来るよ、まあ、頑張れ」
ウッシ「一見テキトーに聞こえるけど、どれも人生哲学モ〜📜」
パパ「結局、あの人は“生きることの不器用さ”を肯定してくれるんだよな。」
ウッシ「そうモ〜!そして現代人は、それを必要としてるモ〜。SNSで完璧を装うのに疲れた人には、寅さんの“ドジでも愛される”って姿勢が刺さるモ〜💘」
おまけ|もし寅さんが令和に生きてたら…?
ウッシ「妄想してみたモ〜!」
- Uber Eatsの配達先でマドンナと再会→恋するけど自転車パンク🚲
- TikTokでバズるも、コメント欄で炎上🔥
- リモート営業でZoomのカメラが逆さまになる📸
- マイナンバーカードを「怖いねぇ」と拒否📇
パパ「どれもありそうで草」
ウッシ「でも最終的には、柴又の団子屋に帰ってきて、おじちゃんとおばちゃんに叱られて終わるモ〜😂」
まとめ|寅さんは“自分に優しくなるための物語”
パパ「で、結局“男はつらいよ”の魅力ってなんなんだろうな?」
ウッシ「それはモ〜…“どんなにドジでも、帰る場所がある”ってことモ〜。」
パパ「なるほど。」
ウッシ「みんな、少し寅さんみたいでいいモ〜。スマートじゃなくても、笑って許してもらえる世界の方が、生きやすいモ〜。」
パパ「なんか今日、めっちゃウッシがいいこと言うな。」
ウッシ「そりゃ“男はつらいよ”見終わった後は、誰だってちょっと優しくなるモ〜💖」
最後にひと言。
📢「あなたが今、ちょっとだけ“生きづらい”と思ってるなら、寅さんを観てみてください。」
ウッシ「そして思い出してモ〜。“あたしゃねえ、つらいことがあったら、団子食って寝るのが一番だと思ってんのよ”って言葉をモ〜🍡💤」
パパ「それ、お前のオリジナルだろ」
ウッシ「バレたモ〜🐮」
【完】
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